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4年目のシムーン COVID-19巣籠りの梅雨に仕上げた飛行機

 COVID-19で巣籠りしているあいだの梅雨時(つゆどき)に仕上げた機体をすべて挙げておきます。


 キャメル同様天井から落下してバラバラになっていたのを修理した機体は4機でした。

ボーイングB−47Eストラトジェット
(ハセガワ1/72)
ロッキードP−3Cオライオン
(ハセガワ1/72)
三菱G4M1一式陸上攻撃機11型
(ハセガワ1/72)
グラマンF−14Aトムキャット
(タミヤ1/32)

 写真では見えませんが、近くで見ると補修跡がはっきりわかり、古い仏像並みにいたいたしい感じです。


 ちょっとした破損があって修理した機体は9機でした。

ノースアメリカンOV−10Aブロンコ
(ハセガワ1/72)

キャノピー、左の主脚、左の機銃身を修理
グラマンF9F−2パンサー
(ハセガワ1/72)

前脚を修理
ダグラスA−20Cハボック
(レベル1/72)

右のプロペラを修理
ロッキード・ハドソンMk.1
(エアフィックス1/72)
左のプロペラを修理
マグダネルF−4M(FGR.Mk.II)ファントムII
(ハセガワ1/72)
前脚を修理
ノースアメリカンT−6Gテキサン
(エレール1/72)

左の主脚を修理
ラボアチキンLa5
(イタレリ1/72)

右の主脚、尾輪を修理
ダグラスA−4Eスカイホーク
(アカデミー1/48)
右のMER(爆弾架)を修理
ボーイングF4B−4
(ハセガワ1/32)

アンテナ柱、尾翼の張り線を修理

 修理個所は壊れやすいところばかりです。
 T−6Gはぼくらには懐かしい航空自衛隊航空救難群の機体に改造してあります。中学生のころまでは小松救難隊のT−6Gが夕陽に染まる金沢の空をのんびり飛んでいるのを見かけたもんです。


 手を付けて未完成のままおいてあったキットで完成させた機体は、本文に書いた1/72のフランス機2機以外では4機で、いずれも両大戦間にあって派手な塗装で知られる米軍機でした。

グラマンF3F−3フライングバレル
(ハセガワ1/32)
カーチスF9C−2スパローホーク
(ウイリアムス1/32)
カーチスBF2C−1
(ハセガワ1/32)
ボーイングP−26Aピーシューター
(ハセガワ1/32)

 大型のキットばかりですが、すべて筆を使った手塗りで光沢仕上げにしてあります。張り線はF3F−3とBF2C−1が60番のカタン糸、F9C−2は0.3ミリのピアノ線、P−26Aが0.5ミリのステンレスバネ線を使いました。F9C−2の張り線は大変でした。主脚柱と下翼を削って線を通す必要があって、よほど経験がないとできないと思います。
 カーチスF9C−2スパローホークは飛行船に搭載されていた飛行機です。アメリカ海軍はアクロン号とメイコン号という2隻の飛行船を運用していましたが、自衛用に空中で発進し空中で回収される戦闘機を搭載していました。塗装はケネス・マンソンの「第1次第2次大戦間戦闘機」に載っているメイコン号の搭載機にしました。


 大昔に買ったキットばかりです。5月の連休ごろから始めて湿度が高くて塗装には適さない梅雨に入っても、こういうものは勢いなので、気持ちのあるうちにと思って作りました。20年ぶりのことで塗装も張り線も手が震えました。
 
こっちも途中のままだよ、早くしてよ、と待っているキットがまだまだあります。(2020年8月2日 北陸地方の梅雨が明けた日 メキラ・シンエモン)

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模型の製作と写真:メキラ・シンエモン



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